投資のデジタル化の先駆け会社

暮らしの中にあるさまざまなものがデジタル化されています。写真、手紙などはすっかりそうですよね。
投資の世界にもビットコインが登場して、デジタル化の波は押し寄せて来ているようです。
そこで、白井一成氏がCEOを務めるシークエッジ・グループが株主となっている株式会社フィスコが行っている、フィスココインの仕組みや会社の概要などについて見てみることにしましょう。

◆フィスココインとは?

仮想通貨という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。そうした通貨の先駆けとして「フィスココイン」があります。
フィスココインとは、株式会社フィスコが発行しているトークンになります。トークンの発行を行うときには、「ブロックチェーン」と呼ばれている技術が使われています。ブロックチェーンとは、センターに情報を集めて管理する方法ではなく、いくつものPCにデータを分散させて管理する方法になります。データを分散化させることで、攻撃されることのない強固なネットワークシステムの構築が可能になると言われています。

◆株式会社フィスコとは?

フィスココインに興味がある方にとっては、トークンを発行している株式会社フィスコとはどんな会社なのか気になるのではないかと思います。
そこで、株式会社フィスコはどんな会社なのかチェックしておくことにしましょう。設立は1995年になります。トークンの取引を行うために「フィスコ仮想通貨取引所」を2016年に開設しています。

白井一成の活動とは

株式会社フィスコの事業内容や会社概要について見て来ましたが、定期的に役員や専門家、白井一成氏による世界経済や金融市場に関する会議の開催を行い、会議の内容の情報発信も行われているようです。

デジタル資本主義を見据えた事業展開

シークエッジ・グループは投資・金融サービスを行っている企業グループになりますが、このグループの代表者である白井一成氏は「デジタル資本主義」到来の提唱を行っています。
そこで、シークエッジ・グループのデジタル資本主義を見据えた事業展開について見てみることにしましょう。

◆デジタル資本主義とは?

まず初めに、デジタル資本主義とは何なのか簡単に確認しておくことにしましょう。
これまでの資本主義は物を作って売ることによって成り立っていましたので「産業資本主義」と呼ばれています。
これに対して、「デジタル資本主義」とはデジタル化された情報が価値を左右して創り出すことになる経済のことを指しています。
つまり、物を作って売ることをベースにした価値観から、収集した情報に基づいて人や物を使ってどのようなサービスが提供されるかに価値が置かれるようになると予想されています。

◆情報収集と情報分析がキーポイント

デジタル資本主義への転換を見据えた事業展開を後押しするために、白井一成氏が牽引するシークエッジ・グループでは長期的な分析と投資を行っているそうです。
情報収集と情報分析をより的確に行うことができるために、AIシステムの構築も含めた優秀な人財の募集が積極的に行われているようですね。
デジタル資本主義については、シークエッジ・グループが株主の株式会社フィスコで行われている分析会議の内容が公開されています。

シークエッジ・グループでは、金融投資サービス業を行っているため、デジタル資本主義への転換を見据えた情報が今後も発信されると考えられます。こまめにチェックすることをおススメします。

株式会社フィスコと仮想通貨

株式会社フィスコという名を聞いたことがなくても、「ビットコイン」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか? 白井一成氏がCEOを務めるシークエッジ・グループが出資している会社になります。
株式会社フィスコについてご紹介しましょう。

◆社外の人にトークンを発行した最初の会社

株式会社フィスコは、トークンを初めて社外の人に発行したことで、多くの方から注目を集めることになりました。株式会社フィスコで発行されているトークンは「フィスココイン」と呼ばれています。
そして、今後フィスココインを追加で発行しないことを公表したことで、さらに注目を集めることになりました。
トークンは、株などのように特定の取引所で売買が行われています。フィスココインなどのトークンはフィスコ仮想通貨取引所で売買が行われます。

◆Zaif(ザイフ)を買収して注目

株式会社フィスコは、2018年に「Zaif(ザイフ)」を買収することで、大きな話題を提供しました。仮想通貨取引所の規制強化の中での買収でもありましたので、今後の仮想通貨を含めた金融市場での事業展開も注目されています。
また、株式会社フィスコの役員や株主会社の代表者白井一成氏、アナリストなどを交えて定期的に行われている金融会議の内容を毎年情報雑誌として発行しています。10年先の社会や経済の変化や先行きを見通した発信源的役割も果たしていると言えそうです。

株式会社フィスコについてご紹介して来ました。仮想通貨の流通や発展を支える上で注目の企業と言えるのではないでしょうか?

フィスコ仮想通貨取引所の特徴

日本で初めて社外に仮想通貨を発行して話題になったフィスコ株式会社ですが、白井一成氏が代表者を務めるエッジ・グループは親会社になります。
フィスココインなどの取引を行うためにフィスコ仮想通貨取引所が設けられています。仮想通貨取引に興味がある方も多いと思いますので、この取引所にはどんな特徴があるのかチェックしておくことにしましょう。

◆親会社は株式会社フィスコ

フィスコ仮想通貨取引所は、株式会社フィスコの子会社として開設されました。親会社にあたる株式会社フィスコはJASDAQの上場企業でもありますので、フィスコ仮想通貨取引所を利用する方の中には安心感を持っている方も多いようです。
また、2018年にはテックビューロ株式会社が運営する取引所Zaif(ザイフ)の譲渡契約を締結し、フィスコ仮想通貨取引所がZaifの事業を継承しました。

◆フィスコ仮想通貨取引所の特徴

それでは、フィスコ仮想通貨取引所の特徴についてみてみましょう。フィスコ仮想通貨取引所では、「販売所」と「取引所」両方の取引を行うことが可能です。
つまり、運営者とも利用者同士でも取引を行うことができるということになります。取り扱っているコインは、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)に加えて、独自のコインであるフィスココイン(FSCC)、カイカコイン(CICC)、ネクスコイン(NCXC)を購入することが可能です。
ちなみにカイカコイン、ネクスコイン共に株式会社フィスコの子会社が発行しているトークンになります。

フィスコ仮想通貨取引所の特徴についてお伝えして来ましたが、エッジ・グループの代表者である白井一成氏は、仮想通貨への投資に対して積極的な支援を行っているそうです。

フィスコ仮想通貨取引所を利用するメリットと注意点

フィスココインのトークン追加発行停止、Zaif(ザイフ)の事業譲渡などで話題を集めている株式会社フィスコですが、白井一成氏が代表者として運営されているシークエッジ・グループの出資会社になります。
そして、株式会社フィスコは仮想通貨の取引を行うために、フィスコ仮想通貨取引所を子会社として所有しています。フィスコ仮想通貨取引所の利用を検討している方のために、利用するメリットと注意点についてお知らせしておきましょう。

◆利用するメリット

まずは、フィスコ仮想通貨取引所を利用するメリットとしてどんなメリットがあるか確認しておくことにしましょう。次のようなメリットをあげることができます。

・ビットコインの現物取引手数料が無料
・関連会社のフィスココイン、カイカコイン、ネクスコインを購入できる
・ゴールドウォレット、マルチシグの高いセキュリティー対策

ゴールドウォレットとは、オフラインで仮想通貨を保管することが可能なシステムになります。また、マルチシグとは、マルチシグネチャーのことで複数の鍵によってセキュリティー対策が取られることになります。

◆利用する際の注意点

それでは、フィスコ仮想通貨取引所を利用する際にはどんな点に注意をすれば良いのでしょうか?
取引量があまり多くないため、利用者が希望する価格で取引をおこなうことが難しくなってしまう可能性があります。
また、レバレッジ取引に対応していないため、現物での取引しか行うことができない点も注意しておいた方が良いでしょう。

フィスコ仮想通貨取引所を利用するメリットと注意点について見てきましたが、金融投資分野で注目を集めることの多い白井一成氏に関連した会社が運営していますので、独自の展開を行っていくかもしれません。